2010年5月24日月曜日

日本発の技術はどこ?ネットテレビがビジネスになるには?

今日付けの日経社説 --- 『グーグルに復活賭けるソニー』 ---

記事には、『ネット家電に他社のOSを使うことは、パソコンのOSをマイクロソフトに依存するのに似て、危うい面もある。』とあるが、Androidは、パソコン時代の独自OSとは違いオープンソースのため、二の舞にはならないと思うが、ネットのあちら側とこちら側でのチカラのバランスを考えると、確かに危うい面もあるかもしれない。
気になるのは、日本発技術の代表格だったソニーがテレビのOSを他社技術に頼ってしまうことだ。様々なニュースに、ネット端末、サービスで先行するアップル対抗と書かれているが、日本人としては残念でならない。

ソニーの技術情報サイトをみると、ネットワーク(繋) として挙げられているのが、
非接触ICカード、近接無線転送技術、位置測位技術。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/technology/
グローバルなネットワークサービス領域を展開するには、提携するしか手はないのだろう。

発表翌日、ソニーの株価は、相場全体が大幅に下落する中で「逆行高」となった。市場は前向きにとらえているのだろうが、一方では、ソニーのブランドイメージが悪くなったと見る調査結果もある。

中国の調査発表:
グーグルとの提携で、ソニーに対するブランドイメージは変わりましたか?
中国の調査発表によると、悪くなった(27.28%) が、良くなった(21.60%)を上回っていた。

そんな、ソニーが頼りにする、グーグルの日本法人社長が退任されていた。http://goo.gl/wtLM
同氏は、両社を経営という立場で経験したため、両社の今後の展開をもっとも知る人のひとりだと思う。同氏は、日本独自の路線も打ち出していこうとしていたところに、共感をおぼえていた。製品化、サービス化では、現地にあわせた展開も必要なところもあり、また、日本が優れている分野を日本主体で進め、グローバルに取り入れる必要もある。退任は、大変残念なニュースだ。

もうひとつ気になるのが、ソニーの宿敵、パナソニック。
11年夏に今回のネットテレビの技術仕様が公開される予定だ。その時点で、どのメーカーでも同様のテレビを開発することが可能となる。おそらく、今後の技術動向、市場の反応、コ ンテンツやサービスの市場動向を判断して対抗策を打ち出してくるであろう。

ネットテレビでビジネスになるかは、競合となる可能性のある携帯端末、ネット端末、ネットPCなどなどとの棲み分けと、コンテンツの充実、テレビの普及台数などがカギとなるだろう。
もうひとつ、成功するために、重要なものがある・・・・・